July 14, 2026

日本のインターネット広告のパイオニアであり、国内最大級のアフィリエイトサービス・プロバイダー(ASP)「A8.net」を運営する株式会社ファンコミュニケーションズ。
同社が運営する「ロコネ」は、毎日の歩数でポイントを貯められるポイ活アプリです。
既存のオファーウォールでは収益化に課題を抱えていた中、2025年11月にLoyaltyPlayを導入。
約1ヵ月半時点で導入前オファーウォール売上と比較して『218%増』を実現した背景や、導入後の変化、ユーザーの反応について、株式会社ファンコミュニケーションズ メディア開発部 ロコネチーム マネージャーの田平衛史氏に伺いました。
株式会社ファンコミュニケーションズ(所在地:東京都渋谷区) は、国内最大級のアフィリエイトサービスを軸に、プロシューマー支援事業 を展開する企業です。
同社が提供するロコネは、毎日の「歩数」に応じてポイントが貯まるポイ活アプリ。前日分の歩数も後からポイントに交換できるうえ、買い物やゲーム、アンケートでもポイントを獲得できます。やわらかいパステル調のデザインと、アバターの着せ替えを楽しめるのも特徴です。
ロコネがLoyaltyPlayを導入したのは2025年11月から。それまでに複数のオファーウォールを併用していたものの、ユーザーとの相性や収益の伸びに課題を抱えており、安定した収益の柱をつくることが導入前のテーマでした。
そうした状況でLoyaltyPlayの追加導入を決めた経緯と、導入後の変化やユーザーの反応について、メディア開発部 ロコネチーム マネージャーの田平衛史さんにお話を伺いました。
<記事の要約>
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株式会社ファンコミュニケーションズ
メディア開発部 ロコネチーム マネージャー
田平 衛史さま
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— ロコネのサービス内容と特徴について教えてください。
田平衛史さま(以下、田平):ロコネは、毎日の「歩数」でポイントが貯められるポイ活アプリです。前日分の歩数も後からポイントに交換できるので取りこぼしがなく、GPSを使わないためバッテリーをほとんど消費しません。歩数のほかに、買い物やゲーム、アンケートでもポイントを獲得できます。
また、ナチュラルな色味とデザインで、アバターの着せ替えを楽しめるのも特徴です。集めたポイントをアバターの着せ替えに使う人が結構多いです。
— LoyaltyPlayを導入する前は、オファーウォールの運用にどのような課題がありましたか?
田平:最初に導入したオファーウォールがCPE型報酬だったのですが、一部のコアユーザーだけが売上をつくるのみで、ライトユーザーが課題となるロコネにはあまり相性が良くありませんでした。ロコネのユーザーは毎日コツコツと歩数をポイントに変えている人が多いのに対し、CPEは成果確定までに30日以上かかることもあります。
そのため、対象アプリをインストールしたものの、成果確定までの道のりの長さが要因で離脱してしまい、ミッションを達成する前に諦めてしまいがちでした。
そのため達成ユーザーも少ないことから売上にはつながりにくい点が課題となっていました。
※CPE型報酬(Cost Per Engagement)…ユーザーが広告主のアプリをインストールし、一定のミッション達成などのエンゲージメントが発生した時点で成果が確定する成果報酬型の仕組み。
そんな中、オファーウォール市場のトレンドに動きがあり、2025年夏ごろまでは「1つのアプリに1つのオファーウォール」が当たり前だったのが、複数のオファーウォールを併用する動きが一気に広がったのです。
ロコネでも本数を増やそうとLoyaltyPlayの前に2社目のオファーウォールを入れてみたところ売上が少し上がり、「良い流れがきたかも」と思っていたときに、LoyaltyPlayのご提案をいただきました。

— すでに2つのオファーウォールを導入していた中で、LoyaltyPlayを導入した決め手を教えてください。
田平:ご提案をいただいた時点で他オファーウォールを2つ実装していたため、チーム内では「オファーウォールはもう十分」「他オファーウォールと被ってしまう」という雰囲気は少なからずありました。しかし詳しく話を聞いてみると、LoyaltyPlayは既存のオファーウォールとは別物でした。CPI型報酬を前提としたマルチステップと時間連動型を組み合わせられること、そして対象案件のほぼすべてで『すぐにポイントが獲得できる』仕組みを備えていることが、ロコネのユーザーに合いそうだと思ったのです。
あわせて、オファーウォールのUI/UX設計だけでなく全体収益最大化に向けた包括的な提案、導入後にどう活用していくかの運用提案までしてくれるサポート体制の手厚さも、導入を後押しした決め手のひとつでした。
そこで、ユーザーの行動に即した設計にするために、まずは初回の利用ハードルを下げて利用の間口を広げ、成果地点が浅い案件でもすぐにポイントを稼げるコーナーとして「即チャレ(即チャレンジ)」というすぐにポイント獲得できるコーナーの位置付けで導入することにしました。これは、インストールでポイントが獲得できることによるユーザーメリットだけでなく、インストールが発生した段階で売上が確定となる『CPI型報酬』という報酬設計による事業者メリットがある点も他にはないLoyaltyPlayの魅力のひとつだと感じました。
※CPI型報酬(Cost Per Install)…ユーザーが広告主のアプリをインストールした段階で報酬が確定する成果報酬型の仕組み。CPEはインストールの先の深いミッション達成時のみになるのに対して、CPIは入り口のインストールで売上を創出可能
— 実際に導入してみての成果について教えてください。
田平:LoyaltyPlayを導入したのは2025年11月中旬です。ポイントは、既存の2つのオファーウォールをリプレイス(置き換え)したのではなく、3つ目として「併用追加」した点です。すると12月には、ロコネ全体のARPU(1ユーザーあたりの平均売上)が15%向上するという非常にスピーディーな成果が出て、チーム一同びっくりしました。根本から売上のベースラインが変わったという体感がありました。
以前はロコネの売上の大半をネットワーク広告が占めており、市場や季節によって上下をくり返す予測の難しい広告に依存していることへの不安がありました。いまはネットワーク広告の売上は伸びているうえで、LoyaltyPlayによりオファーウォールの売上比率が増えており、全体収益が伸びています。LoyaltyPlayの売上は今後も伸びる見込みなので、ロコネのマネタイズは一層安定していくと考えています。
— オファーウォール全体の売上としては、どのくらい伸びたのですか?
田平:12月末時点で、導入前の10月と比較して、オファーウォール経由の売上が218%増加しました。これも驚異的な数字ですよね。最初はLoyaltyPlayの導入に後ろ向きだったメンバーたちも、目に見える成果を受けて士気が上がっています。
現在(2026年6月)、LoyaltyPlayで運用している「即チャレ」はロコネに定着しており、特に新規ユーザーがポイ活を始めるうえで大きな看板になっています。

— ユーザーの行動に変化はありましたか?
田平:もともとゲーム案件自体はあったのですが、多くのユーザーにとってハードルが高く、ポイ活の戦力にはなっていませんでした。そのためユーザーには、とにかく歩数でポイントを貯めるという選択肢しかなかったのです。そこに、成果地点が浅い案件を豊富にそろえたLoyaltyPlayの「即チャレ」が加わったことで、「ゲームでもポイントを貯めやすくなった」という声をいただいています。
気軽に試せる「即チャレ」という訴求は、これまで歩数しか選択肢のなかったライトユーザーのサービス定着に確かに寄与しています。アクセス数に対して売上が大きいこともわかっており、今後ファーストタッチを増やせれば、さらに売上を伸ばせそうです。そのため、ロコネをインストールしたら「即チャレ」が表示されるなど、ユーザーとLoyaltyPlayの接触機会を増やしていきたいと考えています。
— 最近は、トーナメント機能の効果が大きかったそうですね。
田平:トーナメントは「即チャレ」に実装されている、ユーザー同士がゲームの成果を競い合い、上位に入賞するとポイントがもらえるイベント機能です。参加費は不要で、リスクなく参加するだけでポイント獲得のチャンスがある点や、リアルタイムでユーザーごとのポイント獲得数がランキング形式で表示される仕組みが競争意識を働かせてユーザーの積極性につながりました。

新規でオファーウォールに取り組んでくれるユーザーをどう増やすかという課題を抱えていた中で、LoyaltyPlayのトーナメント機能をきっかけに、初めてオファーウォールに挑戦するユーザーが増えました。しかも、その後も利用を続けてくれるケースが多く発生しています。既存ユーザーもいつもよりオファーウォールに取り組むなど、ポジティブな動きが見られました。
トーナメントはリアルタイムで自分の順位が見えるので、私たちが目指す「毎日開くのが楽しみになるアプリ」にもマッチしています。毎日何か変化があって「今日はこれをやろう」の積み重ねが、ユーザーを継続的にアプリへアクセスさせるのだと思います。

— 今後のロコネの展望を教えてください。
田平:まだ詳細はお話しできませんが、今年、ロコネは大きく変わる予定です。アプリ全体の方向性をつくり直し、ユーザーの体験価値が向上します。
この変化は売上に直結するものではありませんが、ユーザーの利用率が上がってオファーウォールに取り組む人を増やすキッカケになり、新規ユーザーやLoyaltyPlayの活用者をより増やせると見込んでいます。その結果、ネットワーク広告に対するオファーウォールの売上比率を高め、収益のリスク分散を進めていきたいです。
— 最終目標である「毎日開くのが楽しみになるアプリ」の実現に向けて、LoyaltyPlayに期待する役割は何でしょうか。
田平:変化し続けてくれることです。いまもLoyaltyPlayは、こちらからオファーしなくても最低でも週1回は新機能をアップデートしてくれており、月1回は新規コンテンツを、3ヵ月に1回は大型の新機能をリリースしてくれています。だから一緒にやっていて面白いんです。こうして僕たちが面白がっていることが、売上にも響いているのだと思います。
今後もユーザーにとってプラスだと思える取り組みをどんどん推進し、ロコネをより楽しいものにしていきたいですね。
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